WordPressのnginx + php-fpm環境でIPv6対応します。
nginxの設定ファイルを編集します。
デフォルトでは、ipv4の定義しかありませんので、ipv6の定義を追記します。
/etc/nginx/conf.d のそれぞれのバーチャルドメインの設定を変更します。
HTTPとHTTPSの2つ設定ファイルがあるので、それぞれ修正します。
serverディレクティブ内のListenの行を追記します。
ipv6を示す [::]: を追加します。
# /etc/nginx/conf.d/hogehoge_ssl.conf server { listen 443 ssl http2; listen [::]:443 ssl http2; server_name blog.nyamulab.net;
# /etc/nginx/conf.d/hogehoge_http.conf server { listen 80; listen [::]:80; server_name blog.nyamulab.net;
続いてアクセス制限をかけている部分を修正します。
デフォルトで allow 0.0.0.0/0; があるためIPv4アドレスではアクセス制限をかけていないことになりますが、IPv6は該当しないため、制限されていまいます。
ですので、IPv6のアドレスを同じように許可します。
IPv6の全アドレスを示す allow ::0/0; を追記します。
location ~* /wp-login\.php|/wp-admin/((?!(admin-ajax\.php|images/)).)*$ { satisfy any; allow 0.0.0.0/0; allow 127.0.0.1; allow ::0/0; deny all;
上記の例では、制限なしとなりますので、適切に記述すればよいかと思います。