FreePBX(Asterisk)を使ってみる(3)

前回の続きです。

最初に、ルータのポートを開けておきます。
UDP 5060(SIP)
UDP 10000-20000(RTP)
をサーバのIPへ転送するように設定しましょう。

また、ルータのIPフィルタ機能などで、ISPのIP以外からの転送はしないよう設定しておきましょう。

当方(ぷららフォン)の場合は、
SIPポートは、  218.40.144.0/20
RTPポートは、 219.113.8.0/21
からの通信のみ許可しています。
もっと絞れるかと思いますが、ルータのログと睨めっこしてとりあえず、この範囲を許可するようにしてみました。


続いて外線の設定を行います。

上のツールバーから Connectivity -> Trunks を選択します。

「Add SIP Trunk」を選択します。

以下の項目を設定します。

<General Settings>
Trunk Name: plala
Maximum Channels: 1

<Dialed Number Manipulation Rules>
match pattern に以下のパターンを指定

0Z0XXXXXXXX ・・・携帯宛
0ZXXXXXXXX ・・・固定宛

<Outgoing Settings>
Trunk Name: plala
PEER Details:
----ここから----
type=friend
username=********(ユーザ名)
secret=********(パスワード)
host=p50****.ipphone.plala.or.jp
fromdomain=ipphone.plala.or.jp
fromuser=050********(050の電話番号)
canreinvite=no
dtmfmode=inband
insecure=invite
progressinband=no
disallow=all
allow=ulaw
----ここまで----

<Incoming Settings>
USER Details は空白に

<Registration>
Register String に以下を指定
----ここから----
(050番号)@ipphone.plala.or.jp:(パスワード):(ユーザ名)@plala
----ここまで----

最後に、 Submit Changes で設定保存。

メニューバーの Apply Config で設定を反映します。

FreePBX System Status ページの FreePBX Statistics に
IP Trunks Online 1
IP Trunk Registrations 1
と表示されていれば、正常に設定されています。

次は、発信と着信のルール定義を行っていきます。

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