前回の続きです。
最初に、ルータのポートを開けておきます。
UDP 5060(SIP)
UDP 10000-20000(RTP)
をサーバのIPへ転送するように設定しましょう。
また、ルータのIPフィルタ機能などで、ISPのIP以外からの転送はしないよう設定しておきましょう。
当方(ぷららフォン)の場合は、
SIPポートは、 218.40.144.0/20
RTPポートは、 219.113.8.0/21
からの通信のみ許可しています。
もっと絞れるかと思いますが、ルータのログと睨めっこしてとりあえず、この範囲を許可するようにしてみました。
続いて外線の設定を行います。
上のツールバーから Connectivity -> Trunks を選択します。
「Add SIP Trunk」を選択します。
以下の項目を設定します。
<General Settings>
Trunk Name: plala
Maximum Channels: 1
<Dialed Number Manipulation Rules>
match pattern に以下のパターンを指定
0Z0XXXXXXXX ・・・携帯宛
0ZXXXXXXXX ・・・固定宛
<Outgoing Settings>
Trunk Name: plala
PEER Details:
----ここから----
type=friend
username=********(ユーザ名)
secret=********(パスワード)
host=p50****.ipphone.plala.or.jp
fromdomain=ipphone.plala.or.jp
fromuser=050********(050の電話番号)
canreinvite=no
dtmfmode=inband
insecure=invite
progressinband=no
disallow=all
allow=ulaw
----ここまで----
<Incoming Settings>
USER Details は空白に
<Registration>
Register String に以下を指定
----ここから----
(050番号)@ipphone.plala.or.jp:(パスワード):(ユーザ名)@plala
----ここまで----
最後に、 Submit Changes で設定保存。
メニューバーの Apply Config で設定を反映します。
FreePBX System Status ページの FreePBX Statistics に
IP Trunks Online 1
IP Trunk Registrations 1
と表示されていれば、正常に設定されています。
次は、発信と着信のルール定義を行っていきます。